レビュー野郎 Bチーム

わけのわからないことで悩んでます(笑)

一番好きなテレビドラマ「お金がない」


一番好きなテレビドラマは?

と聞かれたら

私は迷わずこう答えます

お金がない!

 

このドラマは面白い

何回見ても面白い

20年前に見た時も

10年前に見た時も

面白かった

いつ見ても面白い

複雑なプロットがあるわけでもない

複雑な人間模様が描かれてるわけでもない

ストーリーは単純

でも、面白い

だからこそ面白い

 

1994年、フジテレビ放送

織田裕二主演

ストーリーは

貧乏な青年が成り上がっていく

ただ、それだけの話

 

このドラマは面白い

なぜ、面白いか?

 

それは

「主人公が魅力的だから」

それに尽きる

 

私たちは日々

自分らしさを抑圧して

周りの目を気にしながら

周りと比較しながら

生きている

 

比較は違いを生み出さない

皆、同じように比較しているから

同じような尺度を使って

 

比較してるのに

違いを生み出せないから

皆、窮屈である

 

彼(主人公)は違う

彼は比較しない

周りと比較し

自分が惨めだとは

微塵も思っていない

それは、圧倒的な彼の個性となる

彼は他の人とは違うのである

だから、とても魅力的である

彼の人間的魅力が

彼に成功を引き寄せる

内心、周りの人間は

彼に憧れを抱いているから

 

彼は成功したことで

一度は自分を見う

しかし、彼は戻ってくる

彼は他の成功者とは違って

成功を手放す勇気を

持っていたから

 

最後に彼は

自分の先導者である社長に

別れを切り出す

 

「僕はあなたに憧れてた

あなたみたいになりたいと

そう、思ってました

でも、、、分かったんです

僕は、、あなたじゃない

僕は、、僕は、、

萩原健太郎なんです

 

彼は深々とおじぎをする

自分を見出し育ててくれた

社長(父)に対して

 

私達は両親や社会に

与えられた価値観に

染められ生きている

しかし、考えるべきである

その価値観が本当に

自らを幸せにしてくれるかを

彼のように

 

もし、自分を見失っている人がいれば

自分を取り戻すべきである

最後には自分を取り戻した

彼のように

 

私は彼に憧れます

自らの価値観を見い出し

本当の幸福に気づいた彼に

 

先進国の中でも日本人の

幸福度、仕事に対する満足度が

最低レベルであることは

周知の事実です

 

もしかすると

それは94年放送当時よりも

顕著になっているかもしれません

 

そんな、今でこそ心に響く

ドラマなのかもしれません

おすすめです